| 自治体名 | 岐阜県 羽島市 |
| 自治体規模 | 人口５万人～１０万人 |
| 契約期間 | ２０２２（令和４）年度 |
■案件の内容
近年、新型コロナウイルスの影響や人口減少により、市の財政状況が厳しさを増しており、羽島市文化センター及び市立中央公民館について、一層効率的・効果的な管理運営が求められている。そのような中、指定管理業務の課題・問題点を整理し、改善点を検討するとともに、次期指定管理者募集業務に向けた準備を行う。
■工夫した点
○羽島市文化センターの維持管理・運営内容を、コスト削減だけでなく、効果的・効率的な運営内容、また現指定管理者の文化センター事業内容を見直し、次期指定管理者の公募からより質の高い運営が行えるようにアドバイザリー支援を行った。
○文化センターだけでなく、隣接する中央公民館（中央図書館内）のあり方も検討し、維持管理・運営の内容を整理し、サービスの質の向上と集客力向上策を作成した。
■担当した成果
○統一的な文化芸術に関する施策や方向性がなかったため、それぞれの国・岐阜県・羽島市の施策を整理・統合し、市としての方向性を構築した。
○文化センターの事業や中央公民館での貸館事業等の公演・料金推移・利用率推移などを分析し、これから求められる事業モデルを構築しました。加えて、駐車場の問題点をヒアリングし、改めて求められる需要量や料金聴取のあり方を検討した。
○現指定管理者へのヒアリングを行い、指定事業・自主事業の内容を整理しながら、より効果的な文化芸術推進事業や利用者の学習を促進できる内容を、SWOT分析を行い、整理した。
○文化センター・中央図書館及び中央公民館・市民の森公園を一体として活用する事業スキームを3パターン形成し、各施設が相乗効果を発揮できる事業の整理を行った。