自治体名 | 東京都 渋谷区 |
自治体規模 | 人口20万人以上 |
契約期間 | 2024(令和6)年度 |
■案件の内容
○区民保養所である河津さくらの里しぶやについて、年間を通してより多くの区民に利用される施設を目指し、施設拡充も含めた検討を行い、活性化に向けたプラン作成を支援。
■工夫した点
○利用者アンケートや団体利用者ヒアリング、河津町や伊豆エリアの関係団体へのヒアリングなどに加え、潜在利用者である区内企業や区内大学など幅広く調査を提案し、ニーズ把握を実施した。
○定員数の拡大に向け、客室数をどの程度の規模に拡大することが望ましいかを、客室稼働率や学校利用時の影響など、多角的な視点から緻密なシミュレーションを実施した。
■担当した成果
○利用者アンケートにおける自由意見・潜在利用者のヒアリングで得た生の声の多くを、バリアフリー化や、予約システム改善等の具体的な案として活用プランに盛り込むことができた。
○区民の一般利用の場合と、学校や団体利用の場合を想定し、一部の客室をコネクティングルームとする提案を行い、総定員数や客室稼働率の課題解決につなげた。
○施設周辺の土地活用も見込んだ+αの「実現できるプラン」として、増築棟での新たな施設機能の可能性や、駐車場の確保策などをとりまとめたうえで、最適なプランを示すことができた。
○プラン策定だけでなく、諸室概要、基本計画図(平面図、立面図、断面図)や概算工事費の算定など、実際の施設改修に向けた多様な基礎資料を提供することができた