自治体名 | 大阪府 阪南市 |
自治体規模 | 人口5万人以下 |
契約期間 | 2020(令和2)年度~2021(令和3)年度 |
■案件の内容
市の最上位計画である「阪南市総合計画 2012~2021」が令和3年度に最終年度を迎えることから、新たな阪南市総合計画を策定。
■工夫した点
○新たなまちづくりの方向性や、経営的な視点に立った市民ニーズに合った市政運営を行うため、社会動向の調査・分析や課題の整理等を実施した。
○近年の社会経済環境に対応する市民の意向を、地区懇談会や各種会議などから把握し、十分に反映した新たな阪南市総合計画策定の支援を行った。
■担当した成果
○地域住民を中心としたワークショップである「地区懇談会」は、10歳代から60歳代まで幅広い年代で参加いただき、出てきた意見を課題の整理や総合計画の新しい柱の設定に活用した。
○これまで阪南市は、住民協働と福祉のまちづくりを進めてきたなかで、住民との関わり方により深く踏み込むとともに、福祉だけでなく、「未来の可能性」を感じられるまちづくりへとシフトすることを目指し、将来ビジョンとして「ONE ACTION―時代の1歩先をゆくまちー」を設定し、各施策においても「必ず達成しなければならない目標」として設定を行った。
○EBPMの考え方を踏まえつつ、新たに設けたONE ACITONの指標を設定するため、施策シートを改良しつつ、事業の投入金額・内容を記せるようにした。また、事業費がかからないが職員が動いた実績を残すため「予算ゼロ事業」の欄を設定し、評価に活かせる形に整理した。
○地域の社会課題を洗い出すために、コミュニティソーシャルワーカーへヒアリングを行い、地域の福祉のあり方についての意見を施策へ反映した。